怪獣映画と加山雄三・・・、そしてクレージー・キャッツ。

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このロゴを見ると興奮します。懐かしの東宝怪獣映画は、このロゴから始まるのです。ポチにとっての東宝映画は、怪獣映画と加山雄三、そしてクレージーキャッツなのです。

たぶん初めて連れて行ってもらったのは「モスラ(1961年)」か「キングコング対ゴジラ(1962年)」なのですが、その後「モスラ対ゴジラ(1964年)」や「怪獣大戦争(1965年)」と同時上映(なんと当時はロードショーでも2本立て公開が普通だったのです)の加山雄三(若大将シリーズ)や、クレージーキャッツのコメディ、他には洋画の007シリーズに夢中になって、お子様から子供へと成長していくのです。この頃にポチの映画に対する嗜好はほぼ決定されましたね。

中学生の頃、とにかく毎週(週に数回行くことも)映画を見てました。もちろん、お小遣いが続くわけもなく、母親に弁当はいらないからと無理やり貰ったお昼代を貯めて(メシも食べずに映画を見ていたんだなぁ・・・)名画座(当時はロードショー後の古い映画を低料金で上映していた映画館が沢山ありました)へ通っていました。富山という田舎なので、都会に比べやすい値段だったようですが、2本立ては当たり前、3本立てや、たまにシリーズ5本まとめて上映なんてのがあり、硬い椅子に数時間、空腹も忘れ夢中になっていた時代がありました。まぁ、受験勉強などからの現実逃避だったのでしょう。

この頃、名画座でまとめてみた若大将シリーズの加山雄三は、作曲から演奏まで出来る、ポチにとっては憧れのスターでした。
当然のごとく、もろ影響を受け、それまで音楽の通信簿で3しか貰ったことがなかったのに、作曲したい、ギター弾きたい、バンド作りたいという欲求が始まったのです。夢中になると人間ってすごいですね。音楽の成績で初めて5を貰い、譜面も読めるようになりました。まぁいい曲が作れるとかの才能とは別物ですけど・・・。

他にも当時ヒットしたマカロニウエスタンも全て名画座で見ました。
※なんとイタリアで西部劇を作っていたのですよ。イタリアだからマカロニウエスタン・・・。ダーティハリーがヒットする前のクリントイーストウッドの「夕陽のガンマン」(1965年)(アメリカから呼ばれた無名の役者だったので、吸えない葉巻を無理やり吸わされたそうです)や純粋なイタリア人のジュリアーノ・ジェンマなどが有名でした。
中国で忠臣蔵を撮るようなものでしょうか。今考えると大胆な映画ですね。

とにかく映画館へ行く事が目的なので、ジャンル関係なく何でも見ましたが、現実逃避するわけですから、暗い映画は避けていたため、好みはかなり偏っていきます。
今でも、子供と動物が必死に・・・とか、かわいそうな境遇がどうたらこうたら・・・、愛する人がなんたら・・・、
とにかく泣いてくださいという映画は苦手です。たまに「50回目のファーストキス」(2004年)など見たくなるんですが、今でも棚に眠ったままですね。
映画はエンターテインメント、エンターテインメントは楽しむためにあるというのが、ポチの映画に対するポリシーなのです。

・・・・というわけで、昨日、一昨日にみたDVDは・・・。

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大怪獣バラン」(1958年)
なぜか見損なっていた、モノクロの怪獣映画。初代ゴジラの4年後に公開されています。
1人で見ていると、娘が起きてきてボロクソ言ってましたが、東宝の怪獣映画は、現在も突っ込みどころ満載のB級映画なのですよ。特撮技術、演出、着ぐるみ(バランはひざを曲げた後ろ足で四つんばい・・・)などその突っ込みどころを含めて楽しむものなのです・・・・と思う・・・。

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トータルリコール」(1990年) アーノルド・シュワルツェネッガー主演
これも見逃していた。大好きなフィリップ・K・ディック原作のSF大作。原作は最高に面白いのですが、大根なシュウちゃんのために、原作の難解な部分をそぎ落とし、SFアクションとして仕上がっています。とても18年前の作品とは思えないくらいテンポもよく、これはこれで純粋に楽しめました。

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ホテルハイビスカス」(2002年)
原作は沖縄を舞台にした仲宗根みいこのコミック。なんともいえず好きでしたね。
たまに、こんな映画が見たくなります。なんでもない日常が淡々と描かれているんだけれど、どこか自分の知っている日常とは違う、やさしい世界観に浸って居たくなるのです。三線の弾き語りのために、現地の有名な方が出ているらしいのですが、台詞はやっぱり無理がありました。台詞をしゃべったとたん、現実に戻されてしまうのです。
子役(現地でオーディションをしたそうです)が自然な演技をしてくれているだけに残念ですね。
でも、何にもすることがないとき、ボーっと見ていると幸せになれる映画ではありました。

結局4日間、殆ど引きこもりの休暇でしたが、こんなのもたまにはいいですね。

この記事へのコメント

2009年08月21日 09:45
Pochiさん、コメントありがとうございました。東宝映画のロゴ実になつかしいです。今でも東宝は使っているのでしょうか。またお邪魔します。
2009年08月21日 11:06
古い記事に、コメントありがとうございます。
映画好きといっても殆どDVDばかり、引きこもりの趣味男ですが、アジアのB級グルメはお任せください。

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